箕輪はるか三部作。
仕事が終わり、家まで歩いて帰る。いつも通る道には「過去の自分」が刻まれている。
道の「記憶」をたどりながら、語られる今、そして未来とは…。
ハリセンボン・箕輪はるか。 仕事終わりに永福町でタクシーを途中下車、吉祥寺まで歩いて帰る。 ひとりでいるのが好きで、一人旅が趣味。でも旅行先は出会いにあふれている。結核で入院中にすっかりうまくなったけん玉。練習をすれば上達する、そのシンプルさが気に入った。遠回りしてお気に入りの道へ。いずれYouTubeで配信するけん玉動画の一部を撮影、背伸びしなくていい街・吉祥寺駅に到着。夜明けに向かって歩いていく。